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カウンセリングで何を話す? 相談内容の具体例
カウンセリングで何を話す? 「カウンセリングでは何を話せばいいのかな」 「こんなことで相談していいのかな」 「悩みがはっきりしていないと,カウンセリングは受けられないのかな」 このように迷う方は少なくありません。 カウンセリングでは,話す内容がきれいにまとまっていなくても大丈夫です。 今困っていること,気になっていること,誰にも話しづらいこと,これからどうしたいか分からないことなどを,一緒に整理していくことができます。 この記事では,カウンセリングで相談できる内容の具体例をご紹介します。 不安や落ち込みなど,こころの不調に関すること カウンセリングでは,不安や気分の落ち込みなど,こころの不調について相談できます。 たとえば,次のようなことです。 不安が強い 気分が落ち込む 涙が出る やる気が出ない 眠れない 眠りすぎる 疲れやすい 頑張り過ぎてしまう 気持ちが不安定になる 何をしても楽しめない 自分を責めてしまう ネガティブな考えが止まらない 「病気というほどではないかもしれない」と思う場合でも,つらさが続いているなら,相談してよいことです。 人
7月2日読了時間: 6分


不安を解消したいとき:「考え」と「事実」を分ける方法
「嫌われたかもしれない」 「また失敗するかもしれない」 「このまま悪いことが起きる気がする」 不安が強いとき,頭に浮かんだ考えが,まるで事実のように感じられることがあります。 けれども,頭に浮かんだ考えは,必ずしも事実とは限りません。 たとえば,LINEの返信が来ないとき, 「嫌われたのかもしれない」 「怒らせたのかもしれない」 「もう関係が終わるのかもしれない」 と考えてしまうことがあります。 でも,このとき事実として分かっているのは, 「返信がまだ来ていない」 ということだけです。 「嫌われた」「怒っている」「関係が終わる」というのは,事実ではなく,不安な気持ちの中で浮かんできた,主観的でネガティブな「考え」です。 そしてこのようなネガティブな考えに支配されるとさらに不安になり,もっと否定的な考えから抜け出せなくなっていきます。 このように,考えと距離が取れなくなり,考えをそのまま現実のように感じてしまう状態を,認知行動療法の一種であるAcceptance and Commitment Therapy(ACT)では,「認知的フュージョン」と呼
7月2日読了時間: 4分


カウンセリングで話したことは秘密にされるのか:守秘義務と例外について
「カウンセリングで話したことは秘密にされるのか」 「家族や職場に伝わることはあるのだろうか」 「どこまで話して大丈夫なのだろう」 カウンセリングを受ける前に,このような不安を感じる方は少なくありません。 カウンセリングでは,つらかった経験,人間関係の悩み,家族のこと,仕事のこと,自分でも整理しきれていない気持ちなど,とても個人的な内容をお話しいただくことがあります。 だからこそ,安心して話すためには,「話したことがどのように扱われるのか」を知っておくことが大切です。 カウンセリングで話したことは秘密にされるのか? もちろんです カウンセリングで話した内容は 原則として守秘されます 臨床心理士や公認心理師などの心理専門職には,カウンセリングの中で知った個人情報や相談内容を守る義務があります。 そのため,ご本人の同意なく,ご家族,職場,学校,知人などに相談内容を伝えることはありません。 「こんなことを話したら,誰かに知られるのではないか」と不安に思う内容であっても,安心してお話しいただけるよう,守秘を大切にしています。 守秘義務 守秘義務とは,仕事上
6月29日読了時間: 4分


反芻と省察の違い:より良い解決に向けての考え方
反芻と省察の基本的な理解 反芻と省察は、「過去の出来事について考えている」という点では同じですが、その考え方と効果には大きな違いがあります。このページでは、反芻と省察の違いを詳しく説明し、より良い解決に向けた考え方を解説します。 反芻の影響 嫌なことがあったとき、何度も同じことを考えてしまうことがあります。例えば、 「あのとき、ああ言わなければよかった」 「どうして自分はいつもこうなんだろう」 「相手はどう思っただろう」 「また同じことを繰り返すのではないか」 このように、嫌な気持ちや考えが頭の中でぐるぐる回り続ける状態を、心理学では「抑うつ的反芻」と呼びます。 抑うつ的反芻は、一見すると「きちんと考えている」「反省している」「問題を解決するために必要なことだ」と、大切なことのように感じられるかもしれません。しかし、ネガティブな気持ちのまま同じことを考え続けても、解決に近づくとは限りません。 ネガティブな思考の悪循環 抑うつ的反芻は、気分の落ち込みや不安を悪化させることが複数の研究で明らかにされています。つまり、ネガティブな気持ちに巻き込まれなが
6月27日読了時間: 3分


ネガティブな考えが止まらないとき:考えを「消す」より「切り替える」ために
「嫌な考えが頭から離れない」 「考えないようにしているのに,何度も思い出してしまう」 「気づくと,同じことをぐるぐる考えている」 そのような経験はありませんか。 ネガティブな考えが止まらないとき,私たちはつい「考えないようにしよう」とします。 しかし,考えを無理に消そうとすると,かえってその考えが強く意識され,何度も蘇ってしまいます。 有名な心理学の研究に, 「シロクマ実験」があります。 Wegnerら(1987)の研究では,参加者に「シロクマのことを考えないようにしてください」と指示しました。 そして,もしシロクマのことが頭に浮かんだら,ベルを鳴らすよう求めました。 すると,多くの参加者は,シロクマのことを考えないようにしようとしているにもかかわらず,何度もシロクマを思い浮かべてしまいました。 さらに,いったん考えないようにした後で,今度は自由にシロクマのことを考えてよいと言われると,最初から自由に考えていた人よりも,シロクマのことが浮かびやすくなる傾向が見られました。 つまり,「考えないようにする」という努力が,かえってその考えを意識しやすく
6月25日読了時間: 3分


オンラインカウンセリングのメリット・デメリット
自分に合った相談方法を選ぶために オンラインカウンセリングは,自宅などからインターネットを通して受けられるカウンセリングです。 対面でカウンセリングルームに行く方法とは違い,移動の負担が少なく,遠方に住んでいる方でも利用しやすいという特徴があります。 一方で,オンラインならではの注意点もあります。 この記事では,オンラインカウンセリングのメリットとデメリットについて,臨床心理士の立場からお伝えします。 オンラインカウンセリングのメリット 自宅など安心できる場所から受けられる 外出することに負担がある方や,知らない場所に行くことに緊張しやすい方にとっては,利用しやすい方法です。 移動の負担が少ない 仕事や家事,育児などで忙しい方にとっても,予定を調整しやすい場合があります。 遠方からでも利用できる 近くに相談できる場所がない場合や,自分に合いそうなカウンセラーが近隣にいない場合でも,オンラインであれば地域を問わず利用しやすくなります。 相談へのハードルが下がりやすい 対面のカウンセリングに行くことに抵抗がある方でも,オンラインであれば少し試してみや
6月24日読了時間: 3分


オンラインカウンセリングの受け方:お申し込みから初回カウンセリングまで
神戸カウンセリングルームでは,オンラインカウンセリングを行っています。 「申し込んだ後,どのように進むのか分からない」 「Zoomの準備が不安」 「同意書など,事前に何をすればよいのか知っておきたい」 という方もいらっしゃるかもしれません。 この記事では,オンラインカウンセリングのお申し込みから,初回カウンセリング当日までの流れについてご説明します。 オンラインカウンセリングの受け方についての不安が,少しでも減りますように。 オンラインカウンセリングの流れ オンラインカウンセリングの受け方 ホームページからお申し込みください まずは,ホームページからお申し込みください。 お申し込みの際には,現在お困りのことや,ご希望の日時などを分かる範囲でご記入ください。 相談内容がうまくまとまっていなくても大丈夫です。 「何から書けばよいか分からない」という場合も,今困っていることを一言で書いていただければかまいません。 担当者からメールが届きます お申し込み後,担当者からメールでご連絡いたします。 メールでは,ご都合のよい日時を確認しながら,初回カウンセリン
6月23日読了時間: 3分


初回カウンセリングでは何を話す?―カウンセリングで話すこと―
この記事では,初回カウンセリングで話すことを整理しました。 ◎初回から,過去のトラウマや話しづらいことを詳しく尋ねることはしません 過去につらい体験がある場合,それを話すだけでも心身に大きな負担がかかります。 そのため,初回カウンセリングでは,過去のトラウマ体験を詳しくお聞きすることはありません。 つらい記憶を急いで話すことで,かえって気分が悪くなったり,不安定になったりすることがあるからです。 もちろん,現在の困りごとを理解するために必要な範囲で,これまでの経緯をお聞きすることはあります。 ただし,詳しい内容を話すかどうか,どこまで話すかは,状態を見ながら慎重に進めていきます。 また,話したくないことがあれば,話していただかなくても大丈夫です。無理に聞き出すこともいたしません。 初回で大切にしているのは,過去や話しづらいことを掘り下げることではなく,まず安全にお話しできる土台を作ることです。 初回カウンセリングで話すこと 「今」の困りごと 初回では,主に現在の困りごとについてお聞きします。 たとえば, 今,何に一番困っているのか いつ頃から困り
6月21日読了時間: 3分


精神科や心療内科と心理カウンセリングの違い:どこに相談すればいいか迷っている方へ
精神科や心療内科と心理カウンセリングは,どれが良い・悪いというものではありません。 それぞれ役割が違います。 この記事では,精神科や心療内科と心理カウンセリングの違いを簡単に説明します。 精神科や心療内科と心理カウンセリングの違い 精神科の特徴 精神科では,医師がこころの不調や精神疾患について診察します。必要に応じて,診断,薬の処方,診断書の作成などが行われます。 たとえば,気分の落ち込みや不安が強い,仕事や学校に行けない,死にたい気持ちがある,といった場合には,精神科を受診しましょう。 心療内科の特徴 心療内科では,ストレスや心理的な要因が関係している身体症状について診察します。必要に応じて,診断,薬の処方,診断書の作成などが行われます。 たとえば,こころの不調に伴う胃腸の痛み,めまい,耳鳴り,頭痛,動悸,息苦しさなどがある場合は,心療内科を受診しましょう。 心理カウンセリングの特徴 臨床心理士や公認心理師などの心理専門職が,お話を伺いながら,困りごとを一緒に整理したり,心理療法を実施したりします。 医療機関とは異なり,薬の処方や診断書の作成は
6月21日読了時間: 3分


カウンセリングを受ける目安とは? 専門家に相談した方がよいサイン
「こんなことで相談していいのかな」と思った方へ 「カウンセリングを受けた方がいいのかな」 「でも,これくらいで専門家を頼っていいのかな」 そう思いながら,しんどさを一人で抱えている方は少なくありません。 こころの不調は,けがや発熱のように目に見えるものではありません。 そのため,「気の持ちよう」「自分の努力不足」「自己管理の問題」と考えてしまうことがあります。 けれども,こころの不調にも,カウンセリングを受ける目安:専門家に相談したほうが良いサインがあります。 カウンセリングを受ける目安:専門家に相談したほうが良いサイン つらい状態が長く続いている 数日で回復する落ち込みであれば,休息で楽になることもあります。 しかし,気分の落ち込み,不安,不眠,疲れやすさなどが何週間も続く場合は,相談を考えてよい状態です。 生活に影響が出ている 学校や仕事を休むことが増えた,家事ができない,人に会うのがつらい,食事や睡眠のリズムが崩れている。 このように生活に支障が出ている場合は,「まだ頑張れる」と思っていても,専門家を頼ってよい段階です。 自分でコントロール
6月21日読了時間: 3分
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