精神科・心療内科と心理カウンセリングの違い:どこに相談すればいいか迷っている方へ
- 3 日前
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精神科,心療内科と心理カウンセリングは,どれが良い・悪いというものではありません。
それぞれ役割が違います。
精神科の特徴
精神科では,医師がこころの不調や精神疾患について診察します。必要に応じて,診断,薬の処方,診断書の作成などが行われます。
たとえば,気分の落ち込みや不安が強い,仕事や学校に行けない,死にたい気持ちがある,といった場合には,精神科を受診しましょう。
心療内科の特徴
こころの不調に伴う身体症状について診察します。必要に応じて,診断,薬の処方,診断書の作成などが行われます。
たとえば,こころの不調に伴い過食嘔吐や胃腸の痛み,めまい,耳鳴り,頭痛などがある場合は,心療内科を受診しましょう。
心理カウンセリングの特徴
臨床心理士や公認心理師などの心理専門職が,お話を伺いながら,困りごとを一緒に整理したり,心理療法を実施したりします。
医療機関とは異なり,薬の処方や診断書の作成はできません。
その一方で,気持ちの整理,人間関係の悩み,自分を責める考え方のくせ,過去の経験との向き合い方などを,時間をかけて扱うことができます。
トラウマ・ケアができるのも大きな特徴です。
医師と心理専門職の違い
医師の仕事:
診断を下し,薬を処方する
公的サービスの利用申請のための診断書を発行する
不眠や強い不安,気分の落ち込みが続いている場合,薬について相談したい場合,休職や配慮のために診断書が必要な場合は医師を頼りましょう。
心理専門職の仕事:
心理検査
心理療法
自分の気持ちを整理したい,問題の背景を考えたい,これからの対処を一緒に考えたいときには,心理専門職によるカウンセリングが役に立つことがあります。
医師も診察の中で話を聞いてくれますが,医師の主な役割は,医学的な診断,薬の処方,診断書の作成などです。
限られた診察時間の中で治療方針を判断する必要があるため,気持ちや人間関係の悩みをじっくり整理したい場合には,心理専門職によるカウンセリングの方が適していることがあります。
医師と心理専門職は,どちらがよい・悪いという関係ではなく,役割が異なります。
薬や診断書が必要なときは医師へ,話を整理したいときは心理専門職へ,というように使い分けることが大切です。


