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ネガティブな考えが止まらないとき:考えを「消す」より「切り替える」ために
「嫌な考えが頭から離れない」 「考えないようにしているのに,何度も思い出してしまう」 「気づくと,同じことをぐるぐる考えている」 そのような経験はありませんか。 ネガティブな考えが止まらないとき,私たちはつい「考えないようにしよう」とします。 しかし,考えを無理に消そうとすると,かえってその考えが強く意識され,何度も蘇ってしまいます。 有名な心理学の研究に, 「シロクマ実験」があります。 Wegnerら(1987)の研究では,参加者に「シロクマのことを考えないようにしてください」と指示しました。 そして,もしシロクマのことが頭に浮かんだら,ベルを鳴らすよう求めました。 すると,多くの参加者は,シロクマのことを考えないようにしようとしているにもかかわらず,何度もシロクマを思い浮かべてしまいました。 さらに,いったん考えないようにした後で,今度は自由にシロクマのことを考えてよいと言われると,最初から自由に考えていた人よりも,シロクマのことが浮かびやすくなる傾向が見られました。 つまり,「考えないようにする」という努力が,かえってその考えを意識しやすく
6月25日読了時間: 3分
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